札幌コンセルヴァトワールの公式ブログをご覧の皆様、こんにちは。
最近の札幌は、最高気温でも氷点下という日が続いていて外に出ると寒さが身に染みますよね。
2月3日は節分なので、節分を過ぎると暦の上では立春ですが北海道の冬はまだまだ続きそうですね。
この冬の札幌は、今のところ雪は例年に比べ少なめのように感じられますが、それでも真っ白な雪で覆われた公園で楽しく雪遊びをされているお子様をお見かけすることがあります。
自分が子供だった頃のことを思い出して懐かしい気持ちを思い出させて下さったり、お子様の可愛らしい雪と戯れるお姿はとても温かい気持ちにさせて下さります。
今日はレッスンでお子様に大人気でレッスンでよく使用させていただいている曲の『雪』についてお話させていただきたいと思います。
雪が降っているのを目にすると、思わず「雪やこんこ♪」とごく自然に口ずさんでしまう方も多いのではないでしょうか?
この「雪やこんこ」の「こんこ」という言葉は、私は子供の頃、てっきり擬態語のようなものだと思って歌っていましたが、自然への呼びかけとしての「雪や来よ来よ」が長い伝承の過程で訛ったもののようです。
これを聞くと、子供が雪を待ち望んでいる、雪を楽しみにしている心情が感じられます。
雪が降ってくる様子を眺めたり、また降って積もった雪で遊びたいなぁ、という子供心が表れているような気がします。
『雪』の詩の一節を載せてみたいと思います。
自然に対する純粋な感動をご一緒に味わえたら幸いです。
雪やこんこ あられやこんこ
降っては降っては ずんずん積もる
山も野原も わたぼうしかぶり
枯木残らず 花が咲く