八田智大さんのCD発売

今日は全国的に真夏日のようでしたが、皆様、良い週末をお過ごしでいらっしゃいますか?
本日は札幌コンセルヴァトワール出身でパリ在住のピアニスト、八田智大さんのCD発売のお知らせです。
この度、八田さんの演奏で、ポルトガルの重要なロマン派作曲家で画家でもあった「アルフレッド カイル」の作品を集めたCDがポルトガルとフランスからリリースされることになりました。
アルフレッド カイルという作曲家はきっとご存知ない方が多いかと思いますが、現在のポルトガル国歌を作られた方で今回の八田さんの録音がカイル作品の正式な世界初録音となるそうです。
レコーディングの際に使用したピアノはクララ・シューマンが使用していたモデルと同じ物ということで、19世紀ロマン派ピアノの響きも一緒に楽しめそうですね。
ポルトガル国立図書館からはCD発売と同時に八田智大改訂による楽譜も出版されます。(40年前までポルトガルは独裁政治が続いた為、様々な物が世に出なかったり楽譜も手書きのままの状態でしかない物が数多く存在するため、今それらの作品を調査して世に出すプロジェクトを行っており、今回のCDや楽譜の発売もその一貫なのだそうです)
又、もう少し先ですが、9月10日(水)にポルトガルのリスボン市で、9月20日(土)にはパリでCD発売記念演奏会が行われますので、詳細はまた追ってお知らせ致します。
残念ながらこのCDの日本での発売はまだ未定ですが、下記のサイト(英語、ポルトガル語)を開いて頂くと、上記のプロジェクトに対して3ユーロから資金援助が出来る仕組みになっており、6月11日までに12ユーロ以上の援助を頂いた方にはCDが送られるようになっているそうですので、ご興味のある方はこちらのサイトよりお問い合わせ下さい。
https://ppl.com.pt/en/prj/obras-piano-alfredo-keil
八田さんのCDプロモーション動画はこちらから

ALFREDO KEIL | Bohémiens, op. 12, n.º 12 | Tomohiro Hatta, piano

知られざる作曲家の名作が150年近い時を経て、八田さんの手によって再び現代に蘇るなんて素敵なことですし、こういうことも音楽家の一つの使命と思います。まだ聴いたことがないアルフレッド カイルの作品を耳にできる日が今から楽しみです。

hatta

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