皆さんこんにちは!!
今日の札幌は、穏やかな空で-3℃。連日の雪で道路は渋滞、
忘年会シーズンも重なり、タクシー難民も出ています。。
今日もかなり寒いです。お気をつけてお出かけください。
1953年12月17日の今日、ショスタコーヴィチ作曲 交響曲第10番ホ短調 作品93が、指揮ムラヴィンスキー、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団で初演されました。
ショスタコ―ヴィチは1948年のジターノフ批判で苦境に追い込まれました。
一因のひとつとして、交響曲第9番を聞いたスターリンは、ベートーヴェンの交響曲第9番のような作品を期待していましたが、その期待とは全く異なる作品であったため激怒したことだといわれています。
その時期には映画音楽や『森の歌』などを発表し、非難を避けるべく当局に迎合するかのようにふるまっていたようです。
この作品はスターリン死後に発表されました。ドイツ式綴りのイニシャルから取ったDSCH音型(Dmitrii SCHostakowitch)が重要なモチーフとして使われています。
この音型が『ショスタコーヴィチの証言』でスターリンの音楽的肖像などであるとされた第2楽章までは現れず、第3楽章になってから現れ始め、第4楽章に至るとあらゆる場面で用いられることからも、スターリン体制が終焉し解放された自分自身を表現しているのではないかとも言われています。
作曲者自身は1947年に教え子のカラ・カラーエフへの手紙の中に「戦争三部作の真の完結編は,第9番ではなくこれから作る第10番だ」という意味深な文を残しています。
発表後の討論会では、あえて作品の欠点を自ら述べた後に、「一つだけ言わせてほしい。私は人間的な感情と情熱とを描きたかった」とコメントしていますが、『ショスタコーヴィチの証言』では「あれは、スターリンとスターリンの時代について書いたものであった」、第2楽章を「音楽によるスターリンの肖像である」と述べていたり、終楽章の自身を表すDSCH音形の多用などから、スターリン時代を意識したものと考えられています。
Buona giornata

