2016年7月15日 7:59 PM#3882
私はさすらいの音楽の先生、ニャンコ先生じゃ。
先生、続きだよー。
今回もピアノ誕生のために必要な発明をもう一つ紹介するよ。
サダオ君、ピアノの中を見たことはあるかな?
沢山の弦が張られていて、まるでハープのようだね。
そうだね。
前回話したが、この弦を下からハンマーで叩いて音を出したのを覚えているかな?
テコの原理を幾つも使って、鍵盤からハンマーが叩くまでの機能を「アクション」と言ったね。
そうじゃ。
ただね、クリストフォリが思った以上にハンマーで叩いた音の残響時間は長く、このままでは音が混ざり濁ってしまうんじゃ。
そこでこの濁りを抑えるため「ダンパー装置」というものを開発したのじゃ。
サダオ君、ピアノの弦の上に何か乗っているの分かるかな?
何だか太巻を切ったような黒いモノが乗ってるね。
そう、それが「ダンパー装置」なんじゃ。
通常は弦を上から押さえていて、鍵盤を押すとその弦のダンパーだけが上に上がる。
鍵盤が元の状態に戻ると、ダンパーも弦を押さえる元の状態に戻る。
これにより無駄な残響を抑えることが出来るようになったんじゃ。
つまり、鍵盤を押していればダンパーも上がっているから音が続くけど、鍵盤を戻した時点でダンパーが弦を押さえるから、音が途切れるってことかな?
そうなんじゃ。
もっと話したいけど、長くなったので、この続きはまた次回の講釈じゃ。

