2016年4月9日 12:14 AM#3317
私はさすらいの音楽の先生、ニャンコ先生だ。
先生、宮沢先生からリクエストが来てるよ。
フンパーディンクについて話して欲しいって。
リクエストは受け付けていないのじゃが、、、今回は特別じゃぞ。
フンパーディンクは近現代のドイツのオペラ作曲家じゃ。
彼は沢山の曲を残してはいないが、代表作は日曜に演奏される「ヘンゼルとグレーテル」。
それってグリム童話でしょ?
原作はそうだけど、このオペラの台本は何とフンパーディンクの妹が書いてるんじゃよ。
妹が書くなんて、すごい兄妹だね。
そうじゃのう。
妹は自分の子供たちでも歌えるようなオペラを兄に頼んだ。だから、原作にある残酷な場面は除かれている。
ドイツ・ロマン派オペラの巨匠ヴァーグナーが亡くなった後、ドイツ・オペラの継承者たちは彼と同じ路線の壮大な物語を作っても勝ち目がない。
だから、敢えて違う路線であるお伽話的な内容のオペラを作り出すようになったんじゃ。
これを メルヘン・オペラという。
「ヘンゼルとグレーテル」はメルヘン・オペラの中で最も成功した作品と言えるじゃろうね。

