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#4045
nyanko-sensei
参加者

私はさすらいの音楽の先生、ニャンコ先生じゃ。
サダオ君、これまでの説明でクリストフォリが、どのようにしてピアノを誕生させたか分かったかな?

分かったよ。
何百年も前の「バロック時代」に今と同じピアノが誕生したのは驚きだね。

ただね、現在のピアノとクリストフォリのピアノとは少し違っているのじゃよ。

何が違うんだい?

まず、クリストフォリが創り上げたピアノのエスケープメントでは、同じ音を繰り返し出すには、鍵盤が一旦元の状態に上がらなければ再び打つことが出来なかったのじゃ。
18世紀に入りそれを解消したのが、イギリスの楽器製造会社エラール社だ。
この会社が開発したのは「ダブル・エスケープメント」というもので、この装置が出来ることにより、鍵盤が元の状態に戻る前に再び打つことが可能となり、これにより急速な同音連打が出来るようになった。

つまりクリストフォリのピアノだと「ド ド ド ド」だったのが、エラール社製ピアノでは「ドドドド」と早く弾けるようになったんだね?

そうじゃ。
また、クリストフォリのピアノの鍵盤が4オクターヴだったのに対し、「古典派」の時代になり5オクターヴ半に拡大され比較的安定した楽器になったのじゃ。

クリストフォリが「バロック時代」に創り上げたから、バッハの弾いていたピアノはずいぶん不安定だったのかね?

バッハとピアノについて説明したいのじゃが、長くなってしまったので今回はここまで。
あんまり長いと疲れるからのお。

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