返信先: ????疾風怒涛の教育とは⁇

ホーム フォーラム おしゃべり広場 ????疾風怒涛の教育とは⁇ 返信先: ????疾風怒涛の教育とは⁇

#3258
宮澤功行
モデレーター

≪疾風怒涛の教育 その後1 (夢)≫
パリ・モスクワ・ロンドンは大きいので別格として愛する札幌と都市の規模が似ているプラハとウイーンも私は大好きです。
しかしながら経済的には札幌が優位なのに音楽文化の余りの格差に,訪れる度に愕然としてしまいます。
その一例:40数年前から現在に至るまで二つのオペラ座での演目は毎日変わります、、、出演者は常に世界最高峰のメンバーで伴奏のオーケストラはウイーンフイルなので常に超満員。
札幌の場合は一年に一つの演目がやっとで国際的には??なレベルです、、、悲しくも40数年経ってもこの格差はチジマルどころか拡がっている様にさえ感じます。
もう少し具体的な例を挙げてみるとさらに良く解りますが国際比較すると日本の大学は世界の大学ランキング200に一つも入っていないと云う事実。これは下記のURLに詳しく書かれています。
≪http://www.mag2.com/p/news/146638≫

残念ながら北海道の音大も100年の歴史を積んでも国際的に活躍できる逸材は出ないし教授の世界的な活動も皆無に等しいです、、、現状に甘んじ世界が見えていないので音大自体がガラパゴス化してしまっている様にさえ感じます。
つまり教授や学生に世界で活躍できる才能が在っても引き出せていない教育状態にあると言い換えることが出来るかと思います。
私が学んだ頃の桐朋学園には「世界に追いつき追い越せ」という空気感があり,教授と学生双方に,それは暗黙の合意であった様に思います。
そうした教授達の教育への情熱によって多くの学生が小澤征爾さんのように世界を目指して活躍し,今日の日本の音楽レベルアップに貢献していったのだと思います。
私が東京へピアノを習いに通った頃の札幌のピアノレベルは東京から嘲笑された低レベル、、、それが今や「北海道はレベルが高い」が全国的に代名詞になっています。
桐朋学園の才能教育をモデルに創設した札幌コンセルヴァトワールもレベルアップの一端を担ってきましたが,もし私が北海道で「疾風怒涛の教育」を掲げなかったら自分が頭で描いた音楽教育上の理想や夢は何一つ成就できなかったと思います。
つまり疾風怒涛とはあらゆる分野で既成概念を超えた新たな世界を世に示していく精神であり魂の事だと思っています。

近松門左衛門の虚実皮膜論を持ち出すまでもなく≪実業・実学と虚業・虚学≫は実は表裏一体であると私は考えています。
パリを訪れる観光客は毎年7~8千万人,ウイーン・プラハにも毎年,札幌の数十倍の観光客が訪れています、、、確かにこれらの都市は何度訪れても飽きる事がなく,直ぐにまた訪れたくなります。
なぜならこれらの都市は「文化」の魅力に溢れているからです。
それはルイ14世の母「カトリーヌ・ド・メジチ」が掲げた≪パリを世界最大の文化国家にし,諸外国はその文化にお金を落とす≫といった国造りの成果に外なりません。
他の女帝が君臨した国の政策にもこの事は顕著に表れています。
この伝統が引き継がれている現在,これらの国々や都市の観光収入は莫大なものになっています。
私は札幌がこの様な都市に成長していく事を夢見て,毎日音楽院でピアノに向き合っています。
つまり虚業・虚学と云われている文化で財政が潤うそんな札幌を夢見ているのです。
オペラで追いつくのには無理が在ってもピアノなら世界的なレベルに到達していける素地が札幌にはあり,それは環境的に,また学ぶ子供たちの資質にも感じています。
何よりもかつての桐朋学園の教授たちが子ども達の才能を磨き上げ世界へ送り出していったのと同じ様な「教育への情熱」を感じるピアノの指導者が沢山います。
その方法としては国家的規模で開かれているショパンやチャイコフスキー国際コンクールとまでは行かなくても多感な子ども時代に世界に挑戦する教育として私は「青少年・子どもの為のチャイコフスキー国際コンクール」の様な世界的規模のコンクールの札幌開催を提案し,それが札幌や近隣都市で開かれることを夢見ています。

スポンサーリンク
宮澤功行をフォローする
札幌コンセルヴァトワール公式ブログ