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2016年2月23日 9:39 PM#2569
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《疾風怒涛・以前 その4》
〔捨てる神ありゃ救う神あり〕
失意に満ちた奈井江時代,私は立つと天井に手が届く屋根裏部屋に住んでいました。
そんなある日恩師から『宮澤くんを東京でpianistdébutさせることにしたからもう一度東京へ出て来ないかい⁇』と電話がきました。
何の当ても無く暮らしていたので『よろしくお願いします????』と即答。
しばらくして『東京文化会館(当時は日本で最大の音楽ホール)でオランダの巨匠ウィレム・バン・オッテルロー指揮、読売交響楽団でsolisteは宮澤功行。曲はBeethovenの皇帝に決まった。失敗は許されないが受けるかい⁇』と手紙と電話がきました。
田舎に落ちぶれたpianistを救済することなどあり得ないと思っていましたので二つ返事でまたまた『よろしくお願いします????』と即答しました。
演奏会は大成功を収めて私はやっと半人前の音楽家になれた感じがしました。
その時のprogramはBeethovenの序曲とpiano協奏曲(皇帝).そして英雄交響曲でした。
札幌への帰路,津軽海峡を渡る連絡船のデッキでナポレオンが島流しにあい,再帰し皇帝に帰り咲く故事が脳裏をよぎりました。
【続く】

