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2016年2月23日 6:02 PM#2563
モデレーター
《疾風怒涛・以前 その1》
桐朋音大の2年生の時,師事している井口愛子教授から校内演奏会の委員長を頼まれました。その理由は『校内演奏会そのものが形骸化していて毎回ホールにお客様は数名,なので演奏する側も力入らず、、、何とかして欲しい』との事でした。
崇拝し尊敬する恩師に頼まれましたので気合い充分。様々な改革・改善を押し進めました(例えばprogramに演奏者のcommentと聴いている側の批評を掲載したり10回聴く事で単位を取得できる、とか諸々)
極め付きは校内演奏会を盛り上げる為に私がMozartのK491.c-mollを桐朋オケと共演する企画を打ち立て実行に移した事です。
腕利きの桐朋生の1人1人に頭を下げて共演を頼みましたところ案に相違して皆快諾してくれ10回の練習にも参加してくれました。
ところがいざ本番と云う段階になって《桐朋オケを学校に断り無く編成して演奏会など,とんでも無い、、、直ちに取り止める事、オケのパート楽譜は貸し出さない》と強烈な圧力が学校側からかかってきました。
この事をオケメンバーに『取り止め無いと皆に迷惑がかかると思う』と正直に話したところ《ならば我らが写譜ペンでスコアからパート楽譜を作るからやろう、、、》となりました。社会的には個人主義集団とみられていた桐朋生が私の為に手書きで写譜をして演奏会をしてくれたのです。
あとにも先にも桐朋で自分でオケを編成してpiano協奏曲をしたのは私だけかも知れません。
これらの事がありその後,校内演奏会は20回連続で満員。私のMozartの時には学長もホールに入られずでした。【続く】

