2月4日、5日に開催されました札幌コンセルヴァトワールの発表演奏会はお天気にも恵まれ、沢山のお客様にもご来場頂き、盛会に終えることができました。
今日は二日間の様子を写真と共に振り返りたいと思います。
発表演奏会では小中高校生、大学生の参加に加え、ピアノを始めたばかりの小さなお子様から社会人の方、母娘での連弾など、札幌コンセルヴァトワールで音楽を学ぶ多くの方々が日頃の成果を発揮しました。
初日のハイライト「チェコ音楽紀行」では昨年からピアノ教室の講師となりました後藤絵里先生の演出でチェコの美しい風景に合わせて民族衣装風の装いをした子供達がチェコ民謡や、ヤナーチェク、フィビヒ、スメタナ、ドヴォルジャーク等チェコならではの作曲家の作品を演奏しました。
スメタナやドヴォルジャークに扮した生徒達が作曲家や作品について語ったり、後藤先生自らもフルートやイングリッシュホルンの音色に合わせて、モルダウや新世界を演奏されるなど、凝った演出で客席から拍手喝采を浴びました。
初日の最後は毎年大好評の仮装コーナーでした。
今年は可愛いモーツァルトや子犬、クララ・シューマンに扮した生徒達が見事な演技と音楽を披露してくれました。そしてモーツァルトの妻、コンスタンツェに扮する村上和歌子先生や現代のシューマン、ロベルト山下役の山下聡先生も賛助出演し、なんとピコ太郎のペンパイナッポーアッポーペンや恋ダンスを踊る大サービスで会場を大いに沸かせました。
そして仮装部門の最後はハイドンやベートーヴェンに扮した生徒達の楽しいパロディーと八手連弾で締めくくられました。歴代の仮装部門の出演者の多くがその後、コンクールの全国大会で金賞や上位入賞をしていることを考えると、仮装部門は自分の中の殻を破って表現力を磨いたり、聴き手に向けて表現したいことを伝えるという点で効果があるのかも知れません。
発表演奏会二日目は札幌コンセルヴァトワールを卒業し、現在は道外の音大で学ぶ皆さんや留学から戻られてピアノを指導されている卒業生の方が出演されました。 卒業後も毎年、このステージに戻り、日々の努力や成長している姿を披露して下さるのはとても嬉しいことです。
今年の発表演奏会では二台ピアノの部門も設けました。
映像と共にホルストの「惑星」やモーツァルトの「二台のピアノのためのソナタ」等の二台ピアノの名曲、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」といったオーケストラとピアノのための作品まで二台ピアノならではの迫力や魅力をお楽しみ頂きました。
二日目の発表演奏会の最後は室内楽でした。
今年は講師も出演し、ピアノ教室の後藤絵里先生、ヴァイオリン教室の杉田知子先生、チェロ教室の石川祐支先生によるドヴォルジャークのピアノトリオ、そして院長の宮澤功行先生によるベートーヴェンのチェロソナタ第2番の熱演で2017年の発表演奏会も感動と共に幕を閉じました。
来年は是非、皆さんもこのステージに一緒に上がってみませんか?
札幌コンセルヴァトワールではピアノ、チェロ、ヴァイオリン、フルート、室内楽、声楽、ソルフェージュ、リトミックのレッスンを行っております。指導経験豊かな一流の講師陣がお一人お一人のニーズに合わせて初心者の方から趣味の方、プロを目指す方まで年齢を問わず、丁寧にご指導致します。
見学、体験レッスンなども随時行っておりますのでお気軽にお越しくださいませ。
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